2024/12/29

キャブレター調整ついにいいとこ行った YAMAHA YS870

 今まで始動直後のエンジンのかかり具合はとても良いもののすぐにストール、それを数回繰り返すとストールせずエンジンの調子があがってくる。そんな調子で前シーズンまで使っていたのですが秋に軽くメンテ、エンジンオイル交換してシーズン迎えたら…

いざシーズン迎えたらストールが数回どころか数十回やってなおかつHST動かしたりオーガー回してやって吹けてくる状態、これはイカンと重い腰をあげてきっちりやろうと

結果、驚くほど良い仕上がりになりましてよかったよかったって今回のネタです




とりあえずキャブをばらし一度全部掃除、この時点ではあまり詰まってる感もなく普通に終える、やっぱアイドルアジャストスクリューかなぁ?とか思いつつ


写真の赤やじるしの黒いキャップがついたやつがアイドルアジャストスクリュー
よくある一度止まるまで締めて1回転半~2回転戻すってやつです
キャップがついてたのでキャップ引っこ抜いて確認しましたがまぁまぁ2回転戻しくらいで正常と

で青のやじるしは「スローアジャストスクリュー」スロットルバルブの閉位置を決める物で閉まった時軽く当たればイイって理解しかしてなかった。
ここが大問題でした



それとなくバルブ閉まってるしいいよね?
って思いつつ、いつもキャブを見るときにお世話になってるこちらのページ「農業機械のメンテナンス」さんの「フロート式キャブレター」項目
最後の方にスロー調整の項目があるのですが、アイドリングでストールするならスローを閉めろとありまして
数回転締めても何も変わらず、でもうエイヤで全部閉めたら、あらら!ストールしない!!と発見が
これはやりまたしもう!
あとはストールしない程度まで緩めておしまいとなりました
なお写真より全然締めてます


あ!それとオートチョークバイメタルの調整を実施しました。これ整備マニュアルには設定方法載ってるのようですが、ないので…
エンジンが温まったらチョークバルブが全開になる位置、-5℃くらいだとバイメタルが5mmくらい浮いてるくらいだったような?
ともかく始動後エンジンが温まってるのに吹けないのはオートチョークの位置が悪いのが原因でした。

ヤマハの静音型はとにかくアクセスしにくくキャブ調整するのも燃料タンク外してやっと出来るくらいでして
でもおかげさまですごくイイ発見、やっとこれが本来のYS870なんだなと
快適過ぎてびっくりです

最後に動画、始動後吹け過ぎなきもしますがすぐ落ち着く感じです。
すっかり調子を良くした我がYS870ですが調子にのってアクセルをつけようと企んでます













2024/12/18

さぁシーズン始まり(2024/12)

 ご無沙汰しております。いよいよシーズンインなのですが、一先ず秋口の整備の様子を

11月、雪が降ったらすぐに始動出来るようにと、バッテリーの充電、今回はオイル交換、エンジン試運転とやりまして、快調な事も確認してシーズンインに望んだわけですが




12月11日だったかの初始動で

あれ?なかなかエンジンがかからない?正確には始動はするのですが、すぐにエンスト

以前は5回くらい繰り返すとエンジンが温まってなのかブオンブオンと徐々に吹けて調子よくなるので、オートチョークの調整が微妙なんだろ?くらいに思ってたのです


ところがシーズン入ってからと言うものの指導はホント速く、セル1秒も回さないでかかるのですが即ストール、これを20回くらい繰り返してようやくブオンブオンと継続し始める、ただその後吹けて来なくいつまでもブオンブオンと

タイミングよくHSTを回して少し吹けが良くなり、最終的にはオーガーを駆動させると完全に吹けるようになるという


完全な始動に10分くらいかかる、ただ癖は完全に掴んだのでただ時間がかかるだけといった状態

まぁまぁキャブのスローが詰まってるとか、い、チョークの閉塞具合の調整とか、その辺で治るかなと思ってはいるのですが果たして・・・
週末には久々にキャブ外してみましょう



そしてそろそろYS870も3シーズン目なんですねぇ、不動機からよくもここまで動くようになってと

あとはこの微妙なエンジンかかり具合と底部の穴さえなんとかなればとは思ってます。



そして最近気になっているのが実はフジイ除雪機
マイナーなんて言うなかれ、激シブな老舗でございます。大型機が得意なメーカーでエンジンは主に三菱メイキエンジン
そして除雪71cm幅の8.4馬力なんてお手頃機もあったりなんです。
そして中国製除雪機以来のサイドクラッチ付です

マイナーなのか中古市場の価格がかなり安めなのもイイ感じです
さぁ気になったら仕方ないとは言えまずはYS870の完全復活を目指しましょう