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2025/02/06

静音型除雪機 本領発揮(YS870)マフラー交換

 

突然圧雪を派手に削られ、周辺住民総出で夜中に片づけた圧雪雪塊の破砕に挑むYS870








我が家のYS870全然静音じゃなかったって話…

さてさて2月突入、十勝帯広では一晩に120㎝積もるというありえないような事も起きて(元々雪の少ない地域で家庭用除雪機の所持率は札幌に比べ少ないという)フォロワーさんが出動させてたホンダHS970?のハンドルよりも高く積もっていてホントおつかれさまな状態

こんな時に颯爽と除雪機載せて除雪ボランティアなんて夢も抱きつつなここ数日でした

さてそんなわけで本題、まずはこれ元々使ってたマフラーなのですが、排気口近くにクラックがあってマフラーパテで補修したりしてたのですが…


てかこのカラカラなんですか?と異物が入った?それともマフラーとしての構造が壊れている?自分は後者を選んだわけで

で中古のマフラーをヤフオクで購入
中から異音せずしっかりしていますとのコメント…あれ自分のカラカラ言ってるし
この辺のコメント見てて壊れてる?と思った部分もありまして






とまぁこんな具合で使っていたわけで(ヤンマー機よりは静かで)実はちょっとは静かじゃない?位な感覚で使ってましたが

同じ距離で撮ってますが、まぁ静かになりまして
負荷かけて除雪中もオーガーが回るブーンって音の方が目立つこれ?ってなりました
どんどん修繕されてきてかなり信頼度が上がってきました


2025/02/01

雪が重い....

 

さぁ2025年、1月は今まで無いくらいの暖かさと小雪と思いきや月末近い29日の晩から始まりました、最近ではすっかり知名度を得た「帳尻合わせ」のスタートです

今年は珍しくホームセンターの除雪機も売れ残ってるなぁと思ってたのですがこれで今シーズンも売り切れになりそう(でもあの工進さんのはどーかな??)

で話は戻るのですがとにかく雪降っても暖かいのです、雪が本州の雪とおんなじです、て事で70㎝除雪幅で8馬力では結構厳しいお話です

写真は飛んでるように見えますが、すごく速度を遅くするか除雪幅を半分程度にするとか工夫が必要です

除雪幅70cmは現行品はヤマハ、ヤンマーは10馬力、ホンダは9馬力と馬力が上がっています

除雪幅と馬力の関係については60cmで6馬力(ヤマハYT660 171cc)これが現行品で一番非力に見える?ホンダはHS760なので7馬力(196cc)だったりほんの僅かな差なのですがどーなんだろ?

ホンダの196ccはGX200って汎用エンジンで、私はこれのコピー版?ライセンス生産品なのか?Loncin G200Fってのは最初の中国製除雪機で使ってまして、除雪幅55cmでしたのでホント軽快パワフルで良いエンジンって記憶です



その後除雪幅を70cmでアップデートした際はやっぱ非力感出ました。オーガー幅とエンジン馬力の関係はとても面白いです
最近はヤマハ静音型のYS860なんて8馬力60cm幅ってのがあってナカナカパワフルってイメージ(しかも10馬力エンジンのディチューン版だとか)

前に使ってたヤンマーの65cm幅は7馬力で210ccのエンジンだったような?こちらもイイバランスでした
え?ヤマハYS1070のMZ300エンジンを買ってきてYS870の載せればいい??それはそれで面白そうですがw

さて今日はこの辺で




2025/01/08

YAMAHA YS870 エンジンアクセル取付「完全版」

 今年もよろしくお願いします。

年末にかけて油脂交換含めかなりやりましたYS870、かなり整備された状態になりまして満足な状態です。

さて今回はYS870J以降に標準装備となったアクセルコントロールレバーをYS870に取り付けました。YS870ってアクセルの調整が無いんです。ガバナコントロールで負荷調整は勝手にされますが基本アクセル全開です。いいっちゃいいんですがちょっと除雪機動かさない時に少しアクセル絞っておきたいシーンってありますよね

 

こんな感じでYS870にアクセルが取り付けられました。私の場合は穴あけ加工等は不要でした。

みんな知りたいのはこれのはず
何を買い揃えれば実現可能なのか
今回はヤマハさんのパーツ検索WEBから必要そうなものを全て抽出し購入しました。
ぶっちゃけM6ボルト辺りは汎用品でも構わないのですが単価も安いですし


そして案外お安く仕上がる¥13000程度です
納品書=パーツリストでお願いします

ここはホント凄くてすべて揃いました。後継品パーツもおっかけてくれてとても便利

ちなみにリストですが11と13が不要で8に組み付いておりました




では組み立て
外であれこれやるのは寒いので予め組んでおきます。
アクセルコントロールレバーはこんな感じで、湾曲したワッシャーを相反するように重ねて締め上げた時に適度にトルクがかかる構造なはず(メンテナンスマニュアルにはどう載ってるかな?なんとなく感ですw)

エンジン側に取り付けるスロットルレバーコンプリート、上で不要と言ってたのはこのスプリングと長ネジです
こちらも必要なボルトを仮止めしときます(黄色のビニテ)

仮組の様子
なお、スロットルレバーコンプリート側につながっているワイヤーの取付方法がきっと間違っています。通して出たワイヤーに対して固定パーツをつけるはず
私パーツに無いM4ネジ使って留めてます

エンジンに取り付けた様子
なおアクセルを全開にするために既設のスプリングが接続されていますが、私は外しました(外さないと動かなくなるはず)

レバー側
既設の溶接されたナットが塗装も付着していてナカナカ渋いので要注意

レバー下のワイヤー
黒のブラケットが予めついていたのでここを利用します

エンジン側のワイヤー取り付け部

本体にプラキャップ付の穴が用意されていたのでそこを通しまして上手い事接続出来ました



こんな感じで動作可能となりました。スプリングのリンク位置や張り方あるんだと思います。一応考えながらはやりましたがこんなところで
エンジン始動時はフルスロットル(奥側)にして始動です。





2024/12/29

キャブレター調整ついにいいとこ行った YAMAHA YS870

 今まで始動直後のエンジンのかかり具合はとても良いもののすぐにストール、それを数回繰り返すとストールせずエンジンの調子があがってくる。そんな調子で前シーズンまで使っていたのですが秋に軽くメンテ、エンジンオイル交換してシーズン迎えたら…

いざシーズン迎えたらストールが数回どころか数十回やってなおかつHST動かしたりオーガー回してやって吹けてくる状態、これはイカンと重い腰をあげてきっちりやろうと

結果、驚くほど良い仕上がりになりましてよかったよかったって今回のネタです




とりあえずキャブをばらし一度全部掃除、この時点ではあまり詰まってる感もなく普通に終える、やっぱアイドルアジャストスクリューかなぁ?とか思いつつ


写真の赤やじるしの黒いキャップがついたやつがアイドルアジャストスクリュー
よくある一度止まるまで締めて1回転半~2回転戻すってやつです
キャップがついてたのでキャップ引っこ抜いて確認しましたがまぁまぁ2回転戻しくらいで正常と

で青のやじるしは「スローアジャストスクリュー」スロットルバルブの閉位置を決める物で閉まった時軽く当たればイイって理解しかしてなかった。
ここが大問題でした



それとなくバルブ閉まってるしいいよね?
って思いつつ、いつもキャブを見るときにお世話になってるこちらのページ「農業機械のメンテナンス」さんの「フロート式キャブレター」項目
最後の方にスロー調整の項目があるのですが、アイドリングでストールするならスローを閉めろとありまして
数回転締めても何も変わらず、でもうエイヤで全部閉めたら、あらら!ストールしない!!と発見が
これはやりまたしもう!
あとはストールしない程度まで緩めておしまいとなりました
なお写真より全然締めてます


あ!それとオートチョークバイメタルの調整を実施しました。これ整備マニュアルには設定方法載ってるのようですが、ないので…
エンジンが温まったらチョークバルブが全開になる位置、-5℃くらいだとバイメタルが5mmくらい浮いてるくらいだったような?
ともかく始動後エンジンが温まってるのに吹けないのはオートチョークの位置が悪いのが原因でした。

ヤマハの静音型はとにかくアクセスしにくくキャブ調整するのも燃料タンク外してやっと出来るくらいでして
でもおかげさまですごくイイ発見、やっとこれが本来のYS870なんだなと
快適過ぎてびっくりです

最後に動画、始動後吹け過ぎなきもしますがすぐ落ち着く感じです。
すっかり調子を良くした我がYS870ですが調子にのってアクセルをつけようと企んでます













2024/12/18

さぁシーズン始まり(2024/12)

 ご無沙汰しております。いよいよシーズンインなのですが、一先ず秋口の整備の様子を

11月、雪が降ったらすぐに始動出来るようにと、バッテリーの充電、今回はオイル交換、エンジン試運転とやりまして、快調な事も確認してシーズンインに望んだわけですが




12月11日だったかの初始動で

あれ?なかなかエンジンがかからない?正確には始動はするのですが、すぐにエンスト

以前は5回くらい繰り返すとエンジンが温まってなのかブオンブオンと徐々に吹けて調子よくなるので、オートチョークの調整が微妙なんだろ?くらいに思ってたのです


ところがシーズン入ってからと言うものの指導はホント速く、セル1秒も回さないでかかるのですが即ストール、これを20回くらい繰り返してようやくブオンブオンと継続し始める、ただその後吹けて来なくいつまでもブオンブオンと

タイミングよくHSTを回して少し吹けが良くなり、最終的にはオーガーを駆動させると完全に吹けるようになるという


完全な始動に10分くらいかかる、ただ癖は完全に掴んだのでただ時間がかかるだけといった状態

まぁまぁキャブのスローが詰まってるとか、い、チョークの閉塞具合の調整とか、その辺で治るかなと思ってはいるのですが果たして・・・
週末には久々にキャブ外してみましょう



そしてそろそろYS870も3シーズン目なんですねぇ、不動機からよくもここまで動くようになってと

あとはこの微妙なエンジンかかり具合と底部の穴さえなんとかなればとは思ってます。



そして最近気になっているのが実はフジイ除雪機
マイナーなんて言うなかれ、激シブな老舗でございます。大型機が得意なメーカーでエンジンは主に三菱メイキエンジン
そして除雪71cm幅の8.4馬力なんてお手頃機もあったりなんです。
そして中国製除雪機以来のサイドクラッチ付です

マイナーなのか中古市場の価格がかなり安めなのもイイ感じです
さぁ気になったら仕方ないとは言えまずはYS870の完全復活を目指しましょう

2022/02/19

2022 中古でも使える安い除雪機が欲しい!そんな貴方のガイドライン

 「住宅街で使用するレベルの除雪機がターゲットとなります」こちらの過去記事と合わせてお読みください。

2022年の札幌の大雪、これで除雪機が欲しい!と思った方は数多くいらっしゃると思います。しかしながら市街地、住宅街での除雪機運用は場所や環境を結構選ぶのも事実です。

本当に除雪機の所持が可能か、有益な運用が出来るかを様々なシーンを考慮しつつ考えていきましょう。

お断り・・・ブログ中の写真はメーカー様や当時の販売店様の写真を使わせて貰っています。

まず除雪機で出来る事は
 ・雪を飛ばせる
 ・雪を圧縮して体積を減らせる
→除雪機はあくまでも雪の移動が出来るだけです。雪そのものを無くす事は出来ない。
上記内容から考えると雪を置く場所が必要になりますが以下の環境なら除雪機を持つべきです。
・自宅の敷地に十分雪を置くことが出来る(排雪も行っているならなお良しです)
・家の向かいが公園、もしくは空き地で雪を堆積する事が許可されている
→札幌市の場合、公園への雪捨ては町内会と札幌市で覚書を交わす必要があります。
→空き地ならば地権者の許可を貰いましょう


こんな場合は注意です。
・近隣に生活スタイルが違う人がいる(昼間寝ている等、エンジン音で苦情が出る場合も)
・なんでも文句を言ってくるめんどくさい隣人が居る(除雪機は高価と思われがちなので嫉妬の元になる可能性も...)

上記条件をクリア出来たら後は自分の心構え
・あまりにも早朝だったり夜だったりなら運用を控える
・防災インフラ(消火栓等)が近くにあって除雪機が使えそうなら自ら除雪する
・大雪な時なんかは近隣の雪も飛ばして地域との関わりを重視する

正直、自分の場合は除雪時間は早くなってません、それでも楽だし時として喜ばれるのでやってます。

ここまで来てやっと選定です。さぁどおしよう?

・電動除雪機(ACでもバッテリでも)
→自走はせず自分で押した部分の雪が飛んでくれます。
→北海道のような軽い新雪を真っすぐ飛ばすだけなら有用(10m以内、シューターは横に向くけどぶっちゃけ飛ばない)
→1度飛ばして締め固めた雪を飛ばすのはキツイ
→とにかく安い新品でも3万以下で買えたり、中古なら1万円台も?
(実際に使った経験を基にした感想です)


・シングルステージエンジン除雪機
全面のフィン(硬質ゴム製等)を回転させ雪を跳ね上げシューターから飛ばす仕組み。
→除雪車が除けていったような氷塊含むものは苦手
→やはりこれも真っすぐ飛ばすのが得意
→電動除雪機のように自分が押した部分の雪を飛ばすものが基本(最近は自走タイプのある)
→電動に比べると力はあるけど、やっぱ横に飛ばすのは苦手みたい
→新品でも20万以下と安い、中古ならもっと安い3万とかでもあったり
(電動除雪機を使った感想からの憶測含む感想)

・2ステージ除雪機
普通によく見かけるクローラ(キャタピラ)がついている除雪機、自走出来て全面の回転する刃(オーガー)で雪を掻き込み奥のインペラで雪を跳ね上げ飛ばすタイプの除雪機、例外として自走できないヤマハゆっきいがある。
→エンジン馬力と除雪幅で様々なラインナップがある。
→自走タイプであれば重量は軽くても80kg以上
→5年くらい前は海外製等ラインナップが豊富でしたが今はほとんど国産機のみとなりました。
→住宅街で使用するレベルのものだと新品で25~40万、中古市場では10~20万程度、ここでは後者に絞り話を進めます。

これを見ている時点で予算が限られた中での選定需要ってものを理解しております。さぁ話進めましょう。

中古機をどこで買うかって問題ですが、やはり安心なのは除雪機整備などを行っているショップの整備済み品です。
特に除雪機の整備なんて絶対自分じゃ無理って方はここが最低ラインです。ただしやっぱ結構高い・・でもしゃあないです。

では更に安く行きましょうって事になるとヤフーオークションあたりで買ってくる事になります。
ここ最近の落札履歴を眺めていたのですが、まぁひどいのがたくさん・・・(自分もひどいの掴んだ口ですがw)

とりあえず外すべきやつ・・・(個人的主観に基づきます)

・オーガーの刃が減りまくってるもの
  →アスファルトやコンクリに当てまくって雑な使い方をしています。当然軸受けやベルトに負荷かかりまくりです

・オーガーとそのハウジングが同じ色に塗られてて、整備済み品とかうたってるもの
  →同じく雑、ちゃんと軸受け点検したりしてるならオーガー外しますし別々で塗りますから(元々の製品が同色ならば問題なし)

・異常なくらい錆びているもの
  →写真じゃ判らなくてもやっぱ穴空いてます。自分は燃料タンク、オーガーハウジング交換しました

我がYS870ですが、キャブに燃料を吹き付けてる間はエンジンがかかっていますとのコメントでした。キャブ清掃して、あと塗装すれば行けるだろ?オーガーは削れてないから全然使わなかった長期雨ざらし品だろうと判断して9万程で落札しましたが...
燃料タンクの大穴(補修して使ってましたが最終的に新品に換装)オーガーケースは路面と接するスクレーパーの取り付け部分が腐食大で、こちらも中古品がちょうどあったので落札、他キャブレター中古購入、新品パーツ等購入と手が掛かりました。


中古市場の傾向
・やっぱホンダは高い、同クラスのヤマハの方が安い。マイナーな三菱とかもっと安い
・ヤンマーはマイナーですが使った感じはとても良い
・引き取り限定品(配送は自分で手配するか軽トラ借りて自分で取りに行く)は安い
・国産HST機でも上手く行けば10万程度で入手可能
・国産のフリクションディスク機は安価に入手可能(小型なものなら10万以下が相場です)
  →これは注意してほしいのですが整備済み品が20万近くで取引されててゾッとした(さすがに高いですHST機買えます)
  →ホンダならHS二桁機、ヤマハならYSM、YT875前期品
  →見分け方、操作パネルの走行部分表示が段数表記1~5とか書いてるもの
  →中国製はほぼフリクションディスクタイプですがハイガーさんなら部品入手可能です
  →国産のものでもパーツは手に入るようですがラストバイ的な噂もあるので注意

除雪機のクラスは除雪幅とエンジン馬力で分けられます。
 →1度にどれだけの幅を除雪出来るか、狭ければ回数が多くなる、広すぎると取り回しが効かないと言った感じですがざっとこんな感じで中古で買えるであろう価格帯のものを記載しました。
40cm ヤマハゆっきい
55cm ホンダHS655
60cm ホンダHS660、760、ヤマハYT660
65cm ヤンマーJe765
70cm ホンダHS970、ヤマハYS870、1070、ヤンマーJe871

 →除雪機の型番は概ね3桁であれば先頭1桁目が馬力、次の2,3桁が除雪幅になります。
60cmモデルは6馬力もしくは7馬力って事が判ります。最近はヤマハで860と言うモデルも存在します。東北、北陸のベタ雪をターゲットにしたものと考えられます。

近年のモデルだと除雪幅70cmを超えるモデルから旋回時の補助装置があり女性でも楽々取り回しが出来る等便利機能はあります。ただし中古で購入するようなモデルだとそこまでの配慮が無いものの多く大きいものは取り回しが大変と覚えてください。
個人的な感想ですが女性なら65cmクラスまでに抑えた方がよいと感じます。

当ブログの発端である中国製除雪機について
・新品の販売はホームセンター等での一括仕入れ品(先日お伝えしたこのモデルとか
・昔は輸入商材屋が多く仕入れ良くも悪くも活気がありましたが今現在はほぼ姿を消しています。
・ヤフオクの中古品でも程度いいやつあるけど?
 →パーツの入手は自力でebay、aliExpress、アリババ等で調達する自信がある方
 →ハイガーさんが扱った事のある製品であれば現在でも国内入手可能と思われます
 →たまに70㎝クラスのノーブランド機が10万オーバーで取引されていますが、いやちょっとマテって感想です。

ではでは除雪幅クラス別にご紹介
・55cmクラス
新品25万~、中古は10万以内が目標、程度良くて12万とか?逆に弾が少なく価格変動差は少ない?
ホンダHS655、HS555、ヤンマーJe-655等
コンパクトで取り回しは良いものだと思われます
→新雪をマメに除雪するならアリだと思います。
→とにかくコンパクトさと取り扱い重視です

・60cm~65cmクラス
新品30万~、中古は10万以下(古い、要整備品、何らかの問題を抱えてる)12万~16万(そのまま使える物も多い)16万以上(程度良いもの、時には怪しいものも)
ヤマハYT660、ホンダHS660,HS760、ヤンマーJe765等
住宅街で一番多く使われているタイプ
→取り回し易さと除雪力のバランス
→YT660の初期版は安い、ただしベタ雪はちょっとキツいイメージ(近隣のエンジン音から推測、無論速度を落とせば大丈夫かも)
→HS660も中古市場は多くあるが古いので程度には注意
→ヤンマーje765は使ってました。扱いやすくて良かったです(中国製、YS870を使った感想から)

・70cmクラス
新品40万弱から、中古は12万以下(古い、要整備品、何らかの問題を抱えてる)15万程度(そのまま使える物が出てくる)15万以上20万くらいまで(割と程度良いものも混ざってくる)
ホンダHS870,970、ヤマハYT970,YT1070,YS870,YS1070、ヤンマーJe871等
→安心の除雪力、ちょっと取り回しがきつくなってくる
→8馬力モデルは雪質によってはちょっとツラいシーンも
→HS870はちょっと古い、YT970は意外に安い
→ヤマハのS型番は防音型で静か、やっぱ人気あるのか高い


これらクラスの中では同一メーカーの馬力が多い方が新しく、他に60cm~70cmクラスはシュータの旋回が手動(くるくるハンドル)と自動(電動)がある。
→ヤマハは左右電動、上下はレバー手動の方式、ホンダは全部手動か全部スティック動作の電動かで値段差が出る
→シューター先端の折れ込みが1アクションの上下かヒンジを一つ追加しさらに折れ込むような2段シュータかで値段に差が出ます


最後に
 5年前の記事がそのまま通用してしまうくらい進歩が少ない(細かな進歩、使いやすは当然あります)のですが、値段はむしろ新品は変わらず中古市場は今の方が高いかもしれません。また値付けがホント個人的主観のものが多く、え?これで10万超えかよっ!ってものもよくあったりします。ここで表した値段はあくまでも目安に過ぎませんが、きっちり20万以上出す気があるなら最初から新品がよいのかも?と思ったり。また、バイクいじり等スキルがある場合は安い個体買ってきてもなんとかなってしまう部分もあります。自分の今シーズンから導入したYS870は、燃料タンク腐食大、オーガーケース腐食大で結局換装しております。9万で買ったものですが結果15万くらいになってしまったって事例も経験しましたので、やっぱそこそこの物が良いのかなぁと。
とは言え使用環境さえ揃ってしまえば、辛く面倒な除雪作業が一転楽しいものに変わってしまうのは事実です。
これを見て買おうと思われた方々、良い物に当たりますように、また事故の無い素敵な除雪機ライフをお楽しみください。

2022/02/11

2022年2月6日札幌記録的大雪

 とにかく凄まじかった札幌の大雪、観測史上最大の積雪となったようです。札幌の観測地24時間で60㎝との事ですが私の住んでる地域は6日朝までに30㎝、そこから昼にかけて更に40cm降り、最終的には80㎝近くまで行った感じです。

我が除雪機ヤマハYS870はホントこの日のために整備をしたようなもの、その能力を遺憾なく発揮する一日となりました。

これが朝8時の状態、前日から降るなぁとは思っていましたが一気に30㎝、ただ雪雲が消える様子も無いのでひとまず除雪機を掘り起こし除雪開始。


近隣住宅の出入り口も含め9:30でひとまず終了ですがもう10㎝くらい積もってる、全然止む気配もないのですがひとまず休憩







でこちらは12:00、この時点で40㎝積もりました。
また除雪機を掘り起こして除雪開始












今回はただでさえ前回の20㎝クラス3回が効いてるので雪捨て場がかなりな様子さすがに捨てる場所がヤバい・・・











消火栓周りも除雪します。
いざという時の防災インフラは余力のある人たちで維持です(どうも消防団の人々がやると聞きました)











普段は車道まで結構キレイにやるんですがさすがに追いつかず、この雪のせいで6m道路は人と車がすれ違い出来ないほど、4m道路なんかは車が通れなくなりました。
ちなみに我が地区21時に除雪が入りまして、この後また除雪車が避けた雪を除雪機で跳ね飛ばしました。








最後に面白かったのがこれ。
なんせ一気に降るものだから住宅街に入る車がスタックしまくりであちこちで立ち往生、この車もそうかな?とご近所さんと行くと、どうもバッテリー上がりらしい?
車持ってきてジャンプしますか~って救援車はなんと除雪機、YS870ってコンパクトカーくらいのバッテリー積んでるので余裕で行けちゃいました。


ホント1996年の一晩で50㎝を超える大雪の上を行った今回の記録的大雪、JRは2日完全運休となり、バスも走らない凄まじい事になりました。

2022/01/14

ヤマハYS870とヤンマーJe-765Hの比較

 去年の春に手放したヤンマーJe-765H、この大雪できっと今頃大活躍していることでしょう。元々エンジン不調と記載されたものをオークションで7万程度と安価に仕入れ、キャブレターを数回掃除したら絶好調になってしまったという物。

ぶっちゃっけ不満なんて無かったのですが、どーしてもヤマハの防音型を使いたかったと言う理由で手放してしまいました。

除雪幅は65cmの7馬力、ヤンマーの現行機種はヤマハエンジンを使ってますがこれはヤンマーGA210という210ccのエンジンでした。

ホンダで言うHS760、ヤマハで言うYT660に近いクラスの除雪機でした。

そして前年、ボロボロだけどオーガーだけは減ってないと言う不動機、ヤマハYS870を9万で入手、こちらは除雪幅70cm、エンジンはヤマハMZ250、8馬力エンジンを搭載したもの。
現行機種はYSF1070とエンジンが10馬力にアップデートされたものとなっています。
オーガーケース交換、外装腐食部パテ盛り、塗装、油脂交換は業者さんに依頼し、自分はキャブレター部品交換、清掃整備とかなり手を入れやっと信頼できる部分まで使用可能となりました。

でこの度の大雪でかなり使い込んだので忘れないうちに比較をやっておこうと思った次第です。
エンジン:YS870のMZ250の始動性は抜群です。オートチョーク、オートアクセル?で燃料コックを開いてセルを回すだけです。
ヤンマーも十分始動するのですが、チョークをパカパカするとかかりやすかったり少し癖がありました。
パワー自体はやはり210ccと250ccですからヤマハが強いです。エンジンとしての粘り?は同じ感じかも?
あ!やはりヤマハ防音型は圧倒的に静かです。

投雪距離:やはりヤマハの方がよく飛びます。白い板付きのジェットシューターでは無いもの充分です。ここ最近のベタ雪でも詰まらずやってくれます。ただこの辺はエンジンパワーに依存する部分なのでヤンマーでも同クラスのJe-871辺りだと同様の結果じゃないかなと思う次第です。

走行:ヤマハはHSTの遊びが少なく中立でも微妙に動くのがいやらしいです。これはヤンマーの方がいい感じ。速度はどちらも同様、雪面での食いつきもまぁ変わらないかなぁ?

操作性:ちょっと小さいヤンマーがやはり取り扱いしやすいです。ヤマハはハンドルが下付きで慣れるまで低いなぁって思いつつでした。実はサイドクラッチ付きの中国製雪姫の方が取り扱いはこの2機種より上です。

総合:やっぱクラスアップした恩恵はこの重たい雪で如何なく発揮されています。それでも70cm幅の現行機がホンダ9馬力、ヤマハ10馬力という状況を見ると8馬力のYS870は結構しんどい部分があるのも確かです。それでも65cm幅とは言えヤンマーも充分だったかなぁ?運用変えればどちらも難なくこなせる性能です。
あ!それでも単品のパーツの入手性はモノタロウで買えちゃうヤマハはいい感じです。ヤンマーも営業所行けば変えますがこの辺はネットで行けるヤマハが↑です。
後、やはり防音型は静かです。うちのYS870実は底板に腐食で穴があるそうで運用に支障が無いため放置してますがここから漏れてるとは言えそれでも静かです。
穴塞いで、外板にスポンジ貼ったりしたら更に静音な予感です。