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2024/02/25

安価な除雪機ガイド2024「シーズン終わりに近づきつつ来シーズンへ向けての色々」

ご無沙汰しております。

北寄りの札幌は2024年2月11日一晩で30cmオーバーの積雪を記録、その後温暖が続きほとんど融けてなくなるのでは?と思ったら48時間で60cm降ったりと不安定な状態となっております。

我が家はヤマハYS870が順調に?動いており頼もしさを感じております。?は付いたのは許容できる範囲の不調は相変わらずという意味だったり、アフターファイヤーはキャブ調整で負荷時は殆ど無くなり、無負荷時ちょっと鳴る程度と改善、始動時のエンジンストールは気温によってなる感じで多分オートチョークの調整なんだろうなぁと思いつつなんとかなってるのでそのままですw


先日ちらっと家族が除雪機に興味を示しててこれはいい兆候と思ったのですがサイドクラッチ無しのYS870は重たいなぁって、そう考えたら以前使ってたJe765辺りが良かったのかなぁって、確かにYS870よりパワーは無いものの6馬力モデルよりはマシで取り扱いも許容範囲ってやつ
そして65㎝って除雪幅もちょうどいいやっぱヤンマーいいなぁって






さて前置きが長くなりましたが久々にヤフーオークションの除雪機を眺める機会があって、いやはや歴史は繰り返すを目の当たりにしてブログを書かなくては!なりまして
製品紹介の側面もありますのでまたもや画像はお借りしてと、さぁ行きましょう!

いやぁなんと!雪姫が復活している…
雪姫ってなぁに?と思う方々はこちらをご覧ください。要約すると10年程前、国産除雪機が30万程度の頃、10万そこそこ、いやオークションで新品が2万とかで落札出来た一部の中国製除雪機の名称です。
日本のネット通販メインの輸入商材屋が持ち込んだもので、素人にはホントてが出せない代物で…
当ブログはこの雪姫(後期品でNew雪姫と呼ばれるもの)をあれこれやって動かしていた記録からスタートしましたw

確かに当時と比べてコントロールパネルが違ったりマイナーチェンジはされておりますが、きっと素性は変わらない予感…
申し訳ないなけど20万出して買うのは厳しい予感、安ければ安ければですがパーツの入手可能であること、自分は機械いじりが好きで雪降る中、除雪機分解しても平気って方ならですw

でもかなり気になったのがこれ
シューターがガーデンプロ除雪機のものが付いてる
ガーデンプロってなあに?って方はこちら
どーも数年前からアリババ辺りでも見かけなくなってしまった、雪姫系とは別設計の中国製除雪機、結局自分は使うこと無く終わってしまったのですがずいぶんプッシュさせてもらいました。
中国系企業ではあるあるの設計図が流れちゃう、いや売買されてるのかな?
良さそうなものは使っちゃおうぜ!的な成長早い反面色々グレーじゃない?ってものをこうして垣間見るのも楽しかったりです。
てかどーせならガーデンプロ除雪機にHST乗せて20万以下で売ればブレイクスルーするんじゃないって、まだどこかに期待している私ではありますw

もう一つブレイクスルーなネタと言えばバッテリー駆動の2ステージ電動除雪機
日本だとハイガーさんのみ、さっそく中古で出てきてますがかなりなお値段、新品フルセットで30万オーバーで能力的には6馬力程度かなぁって印象ですがバッテリーの寿命と替えが安ければって感じです。


結局安価なところでとなるとエンジンなのですがシングルステージ機はかなりお手頃、これは駆動はエンジンを使わない手押しの除雪機です。隣接公園とか向かいにバンバン飛ばせるならシングルステージ機も十分行けたりです(電動機は過去に持ってての感想です)


お手頃2ステージ機で中古でも安定した安さなのがヤマハYT660シリーズ、シューター構成などで違いはありますが、ホンダ機に比べても安いですよねぇ
30㎝オーバーな豪雪だと非力さも感じますが(近所で使ってるエンジン音を聞きながら)奥様も使うような日常使いなら良い選択肢かなぁって部分は変わらずの印象です。
これはホント掘り出し物、新品ですよ!
軽トラ借りて積んで帰るからお願い!ってくらい。これは共立さんですが中身はYT660の最新モデルです。普通に買ったら30万オーバーです。



今だ高値で取引されるYS870
静音型はヤマハだけなので対抗となるホンダHS970より値が張る場合も多いやつ
20万オーバーでの落札をまだまだ見かけますがこちらは16万、不動品なのか要メンテ品を買ってきて仕上げたは良いけど使う機会がないとか、搬送の手段さえ何とかなればってやつですね
こちらはヤンマー JS-865C
自分が使ってたJeより新しい現行品、8馬力の65cmはパワー申し分ないです。
しかもこれスペック表みると300cc!上位版は300㏄の10馬力でこちらは排気量同じだけど低出力版っぽい、エンジンはヤンマー製ではなくヤマハのMZエンジン
これなら乗り換えたいなぁってしかも20万割ってるし
そして最後はちょっと大きめなやつ
フジイの除雪機、ホンダ、ヤマハに比べたら家庭用のシェアは無いですが間違いないやつです。こちらは除雪幅80cmで10馬力、調べたらエンジンは三菱重工!
ご近所さんがこれより小さいやつを使ってるのですが始動性良いんですよねぇエンジンは確かです
しかもこれサイドクラッチ付、旋回楽ちんです、そしてお値段…ホント軽トラ借りて乗りつけるぞってくらいな魅力的なお値段です

とまぁシーズンオフに近づきこういった安価な掘り出し物がちらほら見かける時期です。
中古は確かに目利きは必要なのですが、やっぱ30万後半は出せないって方には良い選択肢となります。目利きはこのあたりの記事を参照にどうぞ
自分は不動品を買ってきてとりあえず動かすまでは自力で、あと全体の塗装、補修は業者さんに依頼しましたが結構大変でした。
今なら15~20万の程度良さそうなやつ選んじゃうと思いますがw
とりあえずそんな感じで~ 

2022/12/18

海外では2ステージな電動除雪機が結構売られている事実

 2022年のシーズン始まり、札幌は20cm弱の積雪もあり我がYS870が活躍しております。

 私事なのですが近年はすっかりTwitterありきな生活をしており、そのなかで電動除雪機の話題に触れる機会が、そしてちょっと調べてみたら世界は変わっていたと言う事実でした。日本の除雪機事情が全く変わっていないばかりに中古除雪機はたまに確認していたのですが~

久々の話題の電動除雪機、自分の2012年から使ってまして実は2台使ってました。

greenwaorks 26032 US Amazonで購入、確か送料込で2.5万くらいだったような?実はこれまだ現行品で入手可能のようです。
100Vのコード式で12Aなので1200w、1.6PS(馬力)程度のものです。


当時この辺でも記載しましたが自走しないシングルステージ電動除雪機って条件さえ整えば十分役立つアイテムなんです。正面から左右各30度くらいなら元気に飛ばせて目の前が空き地や公園等投雪ポイントがあればかなり役立ちます。
 ただ上記リンクでも書いた通り1.6馬力ってパワーが北海道の軽い新雪を跳ね飛ばすには十分なのですが、例えば除雪車が除けた雪を飛ばそうとしたり、新雪を飛ばして堆積した雪を再度飛ばすような条件だとパワー不足を感じる事になります。またシングルステージ機という性格上、真横に飛ばすのも苦手だったりします。

 ところがそんな言ってた事が払拭されるかも知れない事態が海外では起こっていました。なんとタイヤタイプではありますが自走可能な2ステージな電動除雪機が登場していた!
各社表記が様々で実は完璧に読み取れてませんが2.4Kw(3.2PS)~4.8Kw(6.5PS)程度の除雪用モーターを積んでおり、400w程度の走行用モーターも積んでるっぽい?(全部じゃないかも知れません)24V~100Vのリチウムイオンバッテリーを複数個搭載して30~90分稼働出来るものっぽいです。値段は日本円に換算すると10万~30万、多分3.2Kw程度のものがローエンド品なのかなぁと、それでも商用電源を当てにしていた100V15A最大2馬力程度のものしかなかった電動除雪機に比べると革命的なパワーです。
(このあとUSアマゾンさんからのSSを借用です、販促も兼ねているのでご勘弁を)
では各社ちらっとさわり程度のご紹介
まずは老舗「SNOW JOE社」(2013年に上記の買った時にもメーカーはすでにあった)
「ION8024-XRP iON Series Snow Blower」
モーターは2500W(3.4PS)との事、駆動用モータの仕様記載は無、重量は50kg弱
40Vバッテリーを2個積んで80Vで駆動するみたい。



こちらも「SNOW JOE Snow Joe 24V-X4-SB24 24V」唯一モーターパワーが記載されていて除雪用で3.2Kw(4.3PS)、走行用に400wだそうです。重量は55kg程、24Vのバッテリーを4つ積んで96V仕様で動かすようでナカナカ力業を感じます。



こちらは初めて見ました「EGO Power+社」
EGO SNT2400 56Vバッテリー2個で運用するようですがモーターパワーの記載がありません、多分多分ですが2.4Kw(3.2PS)こちらも55kg程度の重量です。




こちらも初めて「PowerSmart社」Cordless Snow Blowerとなっております。
実は唯一プライスボードが載っており買える(日本発送不可)商品です。
ちなみに80V 6.5Ahとあるだけでモーターパワーは載っておりません。値段がローエンドなので2.4Kwなのかなぁ?(まったくあてずっぽ)


そして出ました!日本で唯一買えるもの、このブログでも数々ご登場の「ハイガー産業」さん
どーもこれはドイツのPOWERWORKS社の買い付け品みたい。
ちなみに上記USアマゾンさんから紹介した4製品を上回る最上位機種です。
モーターは4.8Kw(6.5PS)、重量80kg、これは凄いです。ホンダHS760、ヤマハYT660と同クラスです。

しかしながらお値段もかなりなものバッテリー無しで\388,000、バッテリー2個付きで\438,000、バッテリー4個付きで\538,000、バッテリー1個¥55,000なかなかなお値段です。
国産小型エンジン除雪機の値段に合わしてきたものと考えられますが、うーん??バッテリー何年使えるかなぁ??動力絡みの故障出たらどれだけの値段か?確かにキャブ詰まりの心配したりはないのですが~
とりあえずハイガーさんは昔から保守パーツは扱ってるのでそこは心配ありません。

さてさてネットで見つけた2ステージ電動除雪機ですが、ハイガーさんのはちょっとお値段高すぎるとしてもUSアマゾンさんにあった3馬力程度のローエンド品で12万とかなら結構売れるんじゃ?
確かにバッテリー劣化の心配はあるにせよ、これは完全に「ママさん除雪機」扱いやすいだろうし重くないしタイヤとは言え自走するのは強い。これなら従来のシングルステージ電動除雪機に比べて除雪車が除けた軽めのものならなんとかなるし。

ただし毎度の事ですが除雪機は扱い謝ると凶器となりケガじゃすまない部分はあるので、オーガー周りを触るときはエンジンOFF、電動機なら電源OFFバッテリー抜いてです。
久々の更新、ありがとうございました。

追記
US Amazonでお手ごろバッテリー駆動なシングルステージ電動除雪機を探しましてローエンド品で300ドル、ハイエンド品で500ドル程度との相場でした。
ちなみに日本へのシッピングはリチウムイオンの関係でほとんどできません。
唯一1件ありましたが運送費だけで300ドルオーバーで現実的ではありません。
今のところの選択肢はハイガーさんの「POWERWORKS SNE402」で予備バッテリー付きで¥88,000ってところでした。コードタイプなら3万くらいと昔と変わらずです。