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2024/02/25

安価な除雪機ガイド2024「シーズン終わりに近づきつつ来シーズンへ向けての色々」

ご無沙汰しております。

北寄りの札幌は2024年2月11日一晩で30cmオーバーの積雪を記録、その後温暖が続きほとんど融けてなくなるのでは?と思ったら48時間で60cm降ったりと不安定な状態となっております。

我が家はヤマハYS870が順調に?動いており頼もしさを感じております。?は付いたのは許容できる範囲の不調は相変わらずという意味だったり、アフターファイヤーはキャブ調整で負荷時は殆ど無くなり、無負荷時ちょっと鳴る程度と改善、始動時のエンジンストールは気温によってなる感じで多分オートチョークの調整なんだろうなぁと思いつつなんとかなってるのでそのままですw


先日ちらっと家族が除雪機に興味を示しててこれはいい兆候と思ったのですがサイドクラッチ無しのYS870は重たいなぁって、そう考えたら以前使ってたJe765辺りが良かったのかなぁって、確かにYS870よりパワーは無いものの6馬力モデルよりはマシで取り扱いも許容範囲ってやつ
そして65㎝って除雪幅もちょうどいいやっぱヤンマーいいなぁって






さて前置きが長くなりましたが久々にヤフーオークションの除雪機を眺める機会があって、いやはや歴史は繰り返すを目の当たりにしてブログを書かなくては!なりまして
製品紹介の側面もありますのでまたもや画像はお借りしてと、さぁ行きましょう!

いやぁなんと!雪姫が復活している…
雪姫ってなぁに?と思う方々はこちらをご覧ください。要約すると10年程前、国産除雪機が30万程度の頃、10万そこそこ、いやオークションで新品が2万とかで落札出来た一部の中国製除雪機の名称です。
日本のネット通販メインの輸入商材屋が持ち込んだもので、素人にはホントてが出せない代物で…
当ブログはこの雪姫(後期品でNew雪姫と呼ばれるもの)をあれこれやって動かしていた記録からスタートしましたw

確かに当時と比べてコントロールパネルが違ったりマイナーチェンジはされておりますが、きっと素性は変わらない予感…
申し訳ないなけど20万出して買うのは厳しい予感、安ければ安ければですがパーツの入手可能であること、自分は機械いじりが好きで雪降る中、除雪機分解しても平気って方ならですw

でもかなり気になったのがこれ
シューターがガーデンプロ除雪機のものが付いてる
ガーデンプロってなあに?って方はこちら
どーも数年前からアリババ辺りでも見かけなくなってしまった、雪姫系とは別設計の中国製除雪機、結局自分は使うこと無く終わってしまったのですがずいぶんプッシュさせてもらいました。
中国系企業ではあるあるの設計図が流れちゃう、いや売買されてるのかな?
良さそうなものは使っちゃおうぜ!的な成長早い反面色々グレーじゃない?ってものをこうして垣間見るのも楽しかったりです。
てかどーせならガーデンプロ除雪機にHST乗せて20万以下で売ればブレイクスルーするんじゃないって、まだどこかに期待している私ではありますw

もう一つブレイクスルーなネタと言えばバッテリー駆動の2ステージ電動除雪機
日本だとハイガーさんのみ、さっそく中古で出てきてますがかなりなお値段、新品フルセットで30万オーバーで能力的には6馬力程度かなぁって印象ですがバッテリーの寿命と替えが安ければって感じです。


結局安価なところでとなるとエンジンなのですがシングルステージ機はかなりお手頃、これは駆動はエンジンを使わない手押しの除雪機です。隣接公園とか向かいにバンバン飛ばせるならシングルステージ機も十分行けたりです(電動機は過去に持ってての感想です)


お手頃2ステージ機で中古でも安定した安さなのがヤマハYT660シリーズ、シューター構成などで違いはありますが、ホンダ機に比べても安いですよねぇ
30㎝オーバーな豪雪だと非力さも感じますが(近所で使ってるエンジン音を聞きながら)奥様も使うような日常使いなら良い選択肢かなぁって部分は変わらずの印象です。
これはホント掘り出し物、新品ですよ!
軽トラ借りて積んで帰るからお願い!ってくらい。これは共立さんですが中身はYT660の最新モデルです。普通に買ったら30万オーバーです。



今だ高値で取引されるYS870
静音型はヤマハだけなので対抗となるホンダHS970より値が張る場合も多いやつ
20万オーバーでの落札をまだまだ見かけますがこちらは16万、不動品なのか要メンテ品を買ってきて仕上げたは良いけど使う機会がないとか、搬送の手段さえ何とかなればってやつですね
こちらはヤンマー JS-865C
自分が使ってたJeより新しい現行品、8馬力の65cmはパワー申し分ないです。
しかもこれスペック表みると300cc!上位版は300㏄の10馬力でこちらは排気量同じだけど低出力版っぽい、エンジンはヤンマー製ではなくヤマハのMZエンジン
これなら乗り換えたいなぁってしかも20万割ってるし
そして最後はちょっと大きめなやつ
フジイの除雪機、ホンダ、ヤマハに比べたら家庭用のシェアは無いですが間違いないやつです。こちらは除雪幅80cmで10馬力、調べたらエンジンは三菱重工!
ご近所さんがこれより小さいやつを使ってるのですが始動性良いんですよねぇエンジンは確かです
しかもこれサイドクラッチ付、旋回楽ちんです、そしてお値段…ホント軽トラ借りて乗りつけるぞってくらいな魅力的なお値段です

とまぁシーズンオフに近づきこういった安価な掘り出し物がちらほら見かける時期です。
中古は確かに目利きは必要なのですが、やっぱ30万後半は出せないって方には良い選択肢となります。目利きはこのあたりの記事を参照にどうぞ
自分は不動品を買ってきてとりあえず動かすまでは自力で、あと全体の塗装、補修は業者さんに依頼しましたが結構大変でした。
今なら15~20万の程度良さそうなやつ選んじゃうと思いますがw
とりあえずそんな感じで~ 

2022/02/19

2022 中古でも使える安い除雪機が欲しい!そんな貴方のガイドライン

 「住宅街で使用するレベルの除雪機がターゲットとなります」こちらの過去記事と合わせてお読みください。

2022年の札幌の大雪、これで除雪機が欲しい!と思った方は数多くいらっしゃると思います。しかしながら市街地、住宅街での除雪機運用は場所や環境を結構選ぶのも事実です。

本当に除雪機の所持が可能か、有益な運用が出来るかを様々なシーンを考慮しつつ考えていきましょう。

お断り・・・ブログ中の写真はメーカー様や当時の販売店様の写真を使わせて貰っています。

まず除雪機で出来る事は
 ・雪を飛ばせる
 ・雪を圧縮して体積を減らせる
→除雪機はあくまでも雪の移動が出来るだけです。雪そのものを無くす事は出来ない。
上記内容から考えると雪を置く場所が必要になりますが以下の環境なら除雪機を持つべきです。
・自宅の敷地に十分雪を置くことが出来る(排雪も行っているならなお良しです)
・家の向かいが公園、もしくは空き地で雪を堆積する事が許可されている
→札幌市の場合、公園への雪捨ては町内会と札幌市で覚書を交わす必要があります。
→空き地ならば地権者の許可を貰いましょう


こんな場合は注意です。
・近隣に生活スタイルが違う人がいる(昼間寝ている等、エンジン音で苦情が出る場合も)
・なんでも文句を言ってくるめんどくさい隣人が居る(除雪機は高価と思われがちなので嫉妬の元になる可能性も...)

上記条件をクリア出来たら後は自分の心構え
・あまりにも早朝だったり夜だったりなら運用を控える
・防災インフラ(消火栓等)が近くにあって除雪機が使えそうなら自ら除雪する
・大雪な時なんかは近隣の雪も飛ばして地域との関わりを重視する

正直、自分の場合は除雪時間は早くなってません、それでも楽だし時として喜ばれるのでやってます。

ここまで来てやっと選定です。さぁどおしよう?

・電動除雪機(ACでもバッテリでも)
→自走はせず自分で押した部分の雪が飛んでくれます。
→北海道のような軽い新雪を真っすぐ飛ばすだけなら有用(10m以内、シューターは横に向くけどぶっちゃけ飛ばない)
→1度飛ばして締め固めた雪を飛ばすのはキツイ
→とにかく安い新品でも3万以下で買えたり、中古なら1万円台も?
(実際に使った経験を基にした感想です)


・シングルステージエンジン除雪機
全面のフィン(硬質ゴム製等)を回転させ雪を跳ね上げシューターから飛ばす仕組み。
→除雪車が除けていったような氷塊含むものは苦手
→やはりこれも真っすぐ飛ばすのが得意
→電動除雪機のように自分が押した部分の雪を飛ばすものが基本(最近は自走タイプのある)
→電動に比べると力はあるけど、やっぱ横に飛ばすのは苦手みたい
→新品でも20万以下と安い、中古ならもっと安い3万とかでもあったり
(電動除雪機を使った感想からの憶測含む感想)

・2ステージ除雪機
普通によく見かけるクローラ(キャタピラ)がついている除雪機、自走出来て全面の回転する刃(オーガー)で雪を掻き込み奥のインペラで雪を跳ね上げ飛ばすタイプの除雪機、例外として自走できないヤマハゆっきいがある。
→エンジン馬力と除雪幅で様々なラインナップがある。
→自走タイプであれば重量は軽くても80kg以上
→5年くらい前は海外製等ラインナップが豊富でしたが今はほとんど国産機のみとなりました。
→住宅街で使用するレベルのものだと新品で25~40万、中古市場では10~20万程度、ここでは後者に絞り話を進めます。

これを見ている時点で予算が限られた中での選定需要ってものを理解しております。さぁ話進めましょう。

中古機をどこで買うかって問題ですが、やはり安心なのは除雪機整備などを行っているショップの整備済み品です。
特に除雪機の整備なんて絶対自分じゃ無理って方はここが最低ラインです。ただしやっぱ結構高い・・でもしゃあないです。

では更に安く行きましょうって事になるとヤフーオークションあたりで買ってくる事になります。
ここ最近の落札履歴を眺めていたのですが、まぁひどいのがたくさん・・・(自分もひどいの掴んだ口ですがw)

とりあえず外すべきやつ・・・(個人的主観に基づきます)

・オーガーの刃が減りまくってるもの
  →アスファルトやコンクリに当てまくって雑な使い方をしています。当然軸受けやベルトに負荷かかりまくりです

・オーガーとそのハウジングが同じ色に塗られてて、整備済み品とかうたってるもの
  →同じく雑、ちゃんと軸受け点検したりしてるならオーガー外しますし別々で塗りますから(元々の製品が同色ならば問題なし)

・異常なくらい錆びているもの
  →写真じゃ判らなくてもやっぱ穴空いてます。自分は燃料タンク、オーガーハウジング交換しました

我がYS870ですが、キャブに燃料を吹き付けてる間はエンジンがかかっていますとのコメントでした。キャブ清掃して、あと塗装すれば行けるだろ?オーガーは削れてないから全然使わなかった長期雨ざらし品だろうと判断して9万程で落札しましたが...
燃料タンクの大穴(補修して使ってましたが最終的に新品に換装)オーガーケースは路面と接するスクレーパーの取り付け部分が腐食大で、こちらも中古品がちょうどあったので落札、他キャブレター中古購入、新品パーツ等購入と手が掛かりました。


中古市場の傾向
・やっぱホンダは高い、同クラスのヤマハの方が安い。マイナーな三菱とかもっと安い
・ヤンマーはマイナーですが使った感じはとても良い
・引き取り限定品(配送は自分で手配するか軽トラ借りて自分で取りに行く)は安い
・国産HST機でも上手く行けば10万程度で入手可能
・国産のフリクションディスク機は安価に入手可能(小型なものなら10万以下が相場です)
  →これは注意してほしいのですが整備済み品が20万近くで取引されててゾッとした(さすがに高いですHST機買えます)
  →ホンダならHS二桁機、ヤマハならYSM、YT875前期品
  →見分け方、操作パネルの走行部分表示が段数表記1~5とか書いてるもの
  →中国製はほぼフリクションディスクタイプですがハイガーさんなら部品入手可能です
  →国産のものでもパーツは手に入るようですがラストバイ的な噂もあるので注意

除雪機のクラスは除雪幅とエンジン馬力で分けられます。
 →1度にどれだけの幅を除雪出来るか、狭ければ回数が多くなる、広すぎると取り回しが効かないと言った感じですがざっとこんな感じで中古で買えるであろう価格帯のものを記載しました。
40cm ヤマハゆっきい
55cm ホンダHS655
60cm ホンダHS660、760、ヤマハYT660
65cm ヤンマーJe765
70cm ホンダHS970、ヤマハYS870、1070、ヤンマーJe871

 →除雪機の型番は概ね3桁であれば先頭1桁目が馬力、次の2,3桁が除雪幅になります。
60cmモデルは6馬力もしくは7馬力って事が判ります。最近はヤマハで860と言うモデルも存在します。東北、北陸のベタ雪をターゲットにしたものと考えられます。

近年のモデルだと除雪幅70cmを超えるモデルから旋回時の補助装置があり女性でも楽々取り回しが出来る等便利機能はあります。ただし中古で購入するようなモデルだとそこまでの配慮が無いものの多く大きいものは取り回しが大変と覚えてください。
個人的な感想ですが女性なら65cmクラスまでに抑えた方がよいと感じます。

当ブログの発端である中国製除雪機について
・新品の販売はホームセンター等での一括仕入れ品(先日お伝えしたこのモデルとか
・昔は輸入商材屋が多く仕入れ良くも悪くも活気がありましたが今現在はほぼ姿を消しています。
・ヤフオクの中古品でも程度いいやつあるけど?
 →パーツの入手は自力でebay、aliExpress、アリババ等で調達する自信がある方
 →ハイガーさんが扱った事のある製品であれば現在でも国内入手可能と思われます
 →たまに70㎝クラスのノーブランド機が10万オーバーで取引されていますが、いやちょっとマテって感想です。

ではでは除雪幅クラス別にご紹介
・55cmクラス
新品25万~、中古は10万以内が目標、程度良くて12万とか?逆に弾が少なく価格変動差は少ない?
ホンダHS655、HS555、ヤンマーJe-655等
コンパクトで取り回しは良いものだと思われます
→新雪をマメに除雪するならアリだと思います。
→とにかくコンパクトさと取り扱い重視です

・60cm~65cmクラス
新品30万~、中古は10万以下(古い、要整備品、何らかの問題を抱えてる)12万~16万(そのまま使える物も多い)16万以上(程度良いもの、時には怪しいものも)
ヤマハYT660、ホンダHS660,HS760、ヤンマーJe765等
住宅街で一番多く使われているタイプ
→取り回し易さと除雪力のバランス
→YT660の初期版は安い、ただしベタ雪はちょっとキツいイメージ(近隣のエンジン音から推測、無論速度を落とせば大丈夫かも)
→HS660も中古市場は多くあるが古いので程度には注意
→ヤンマーje765は使ってました。扱いやすくて良かったです(中国製、YS870を使った感想から)

・70cmクラス
新品40万弱から、中古は12万以下(古い、要整備品、何らかの問題を抱えてる)15万程度(そのまま使える物が出てくる)15万以上20万くらいまで(割と程度良いものも混ざってくる)
ホンダHS870,970、ヤマハYT970,YT1070,YS870,YS1070、ヤンマーJe871等
→安心の除雪力、ちょっと取り回しがきつくなってくる
→8馬力モデルは雪質によってはちょっとツラいシーンも
→HS870はちょっと古い、YT970は意外に安い
→ヤマハのS型番は防音型で静か、やっぱ人気あるのか高い


これらクラスの中では同一メーカーの馬力が多い方が新しく、他に60cm~70cmクラスはシュータの旋回が手動(くるくるハンドル)と自動(電動)がある。
→ヤマハは左右電動、上下はレバー手動の方式、ホンダは全部手動か全部スティック動作の電動かで値段差が出る
→シューター先端の折れ込みが1アクションの上下かヒンジを一つ追加しさらに折れ込むような2段シュータかで値段に差が出ます


最後に
 5年前の記事がそのまま通用してしまうくらい進歩が少ない(細かな進歩、使いやすは当然あります)のですが、値段はむしろ新品は変わらず中古市場は今の方が高いかもしれません。また値付けがホント個人的主観のものが多く、え?これで10万超えかよっ!ってものもよくあったりします。ここで表した値段はあくまでも目安に過ぎませんが、きっちり20万以上出す気があるなら最初から新品がよいのかも?と思ったり。また、バイクいじり等スキルがある場合は安い個体買ってきてもなんとかなってしまう部分もあります。自分の今シーズンから導入したYS870は、燃料タンク腐食大、オーガーケース腐食大で結局換装しております。9万で買ったものですが結果15万くらいになってしまったって事例も経験しましたので、やっぱそこそこの物が良いのかなぁと。
とは言え使用環境さえ揃ってしまえば、辛く面倒な除雪作業が一転楽しいものに変わってしまうのは事実です。
これを見て買おうと思われた方々、良い物に当たりますように、また事故の無い素敵な除雪機ライフをお楽しみください。

2017/11/23

シーズンスタート、初物を探してきました。

今シーズンもお世話になります。
札幌は11月18~19日にかけ随分多く降り、私の地域では重たい雪が30cm近く積もりまして満タンのガソリンが空になるまで頑張りました。

さて、今シーズン、リーズナブルな除雪機を探している方は、このブログ内のここをご覧ください。概ねまだ情報としては生きているものです。

そして今回は新しいものを探してみました。
お求めやすいものから行きましょう。

まずはこちら「STIGA1371-pro」

切り貼りが雑ですみません。
タイヤタイプになりますが、これはお買い得!書いた時点で54000円!1点ものっぽいですが明らかに8万以下のタイヤタイプでは断トツのコスパです。型番が正しけれブランド物エンジン10馬力以上で電動シューター搭載のはず。(必ず購入時に問い合わせてください)オーガーインペラが4枚というのも雪姫、ガーデンプロ系とはまた別の作りです

 札幌限定っぽい記載なのでお近くの方は検討してはいかがでしょうか?
リンクはこちら

ちなみにちょっと探してみたら
クローラタイプもありました。カッコいいですね!お気づきの方もいらっしゃるかもですが、これガーデンプロですね。


続いてはクローラタイプのこちら「自走式 除雪機 7馬力 212cc 30360 シンセイ」とあります。

 これは新しいです。私も始めてみました。
感じとしては雪姫とハイガー系の中間のような、オーガーケースの形状が見た事が無いです。7馬力のオーガー幅65cm程度なので扱いやすいサイズです。
ただし情報が少なすぎて、シューターの旋回ギミックがどうなのか?さっぱりです。
価格は158000円と結構いい値段です。ヤフー、楽天どちらでもありました。こちらも購入前には仕様を販売店様にご確認ください。
多分これと思われるのをyoutubeで見つけました。こちらです

そして最後はこちら、アストロプロダクツさんの「SB627」

だいぶ前から出ていましたが、ここで紹介するのは初めてなはず、コンパクトなクローラタイプだと今はこれくらいしか入手出来ない状態、しかもこれは間違えなく雪姫系です。
お値段は118000円とそこそこリーズナブルかつアストロプロダクツ取扱いとの事で部品入手は安心出来ます。

さて今日はこれまで!ではまた。

2017/11/03

雪降る前の準備

今年も除雪機ブログはじめます。よろしくお願いします。
昨日アリババ、ヤフーオークション、楽天を確認しましたが目新しい情報は無いようです。

春先、夏、そして今、エンジンをかけて動作確認してます。毎回キャブの燃料が無くなるようにコック閉じでエンジンが止まるまで回していますが、今回は少し期間が長かったようでハンチング発生です。
写真が無くて申し訳ないのですが、キャブをばらして洗浄します。ジェット関係のみ外してパーツクリーナーで洗浄、購入時より症状は軽かったのでさらっとでしたが、見事復活です。このキャブ詰まりやすいのかな??
一方、中国製についてるロンシンエンジンですが、全く不調を見せず始動、ふけ上がりも良好、タフですね~。

ついでにNew雪姫も確認、駆動用の安全ボルト(過負荷が掛かると切れる為のもの?)を交換しました。
しかしながら、このチェーンの遊びが大きくなってます。走りはするのですがガタが大きい感じです。
ヤンマーを購入してから稼働は殆どしていないので、フリクションゴムはそのまま、まだ行けそうです。

2017/02/05

中国製除雪機「雪姫」と国産機「ヤンマーJe-765H」比較検討

やっぱやらないとダメですよね。中国製の雪姫と国産機(ヤンマーJe-765H)の比較。
国産機圧勝!!と思うでしょ?ところが中国製も頑張ってます。今まで散々冬空の中緊急メンテしたり、感情入るかしら??いえいえ建設的に進めますね!


仲良く並んだ2台の除雪機、これは1月に撮ったもの、20cm程度の雪だったでしょうか?天候も良かったので数か月ぶりに引き出した改良版雪姫、エンジン一発でかかりました。ロンシンエンジン、ナカナカやります。実はヤンマーGA210の方が始動に時間がかかったりします。
以下に両者の簡単なスペックを

・国産機(ヤンマーJeと呼びます)は210cc、公称7馬力、オーガー幅65cm、旋回電動の2段シューター、hst駆動

・中国製(雪姫よ呼びます)色々改装しており、242㏄、公称8馬力、オーガー幅76cm、手動シューター、フリクションディスク駆動



・まずクローラ、Jeの方が接地面積が大きいと思われます。車重はJeが上、走行性能はJeの方がトラクションがよくかかります。雪姫ももう少し車重があれば案外行けるのかもしれません。

・旋回性能は雪姫が上、サイドクラッチがあるので楽々です。中国製のクローラタイプは大抵旋回に対する何らかの補助機構があります。逆に国産は7馬力程度の機種はありません。

・走行速度は国産が上、ホント速い。あとhstとフリクションディスクの差、hstは無断変速の為、雪負荷に応じた速度変更が走行中に可能です。フリクションディスクは速度変更時に一時停止する必要があり、これは国産機でもフリクションタイプであれば同様です。

・走り出しはフリクションが安全、クラッチをつなぐ際ので半クラが可能、一方hst機は半クラがないので間違って最高速度にしたままクラッチをつなぐと飛び出る感じがJeでは感じられます。



・オーガーに関して、刃は雪姫の方がしっかりしてる。幅は雪姫76cm、Je65cm、オーガー刃がオーガーケースから前に出ているJeの方が雪への食いつきがいい。しかしオーガー刃がケースより前に出ている事で巻き込み事故は起こりやすい。

・メンテナンス性はオーガーケースが四角で刃が出ていない雪姫は直立が可能。しかしJeは直立させる必要があるのかは不明

・雪への食いつきはJeが上で閉め固まった雪でも掻き込んで進んでくれる。雪姫はスコップで締め固まった雪を崩す必要があった。




・シューター口の工夫、Jeは見にくいですが四角形状になっていて狭まっています。この辺の形状、工夫、ブロワからの投げ込み量などの設計で投雪距離が変わります。この辺はJeが上です。



他気づいた事
・Jeと言うか国産機は水平よりオーガーを下に向けれ削るような姿勢が出来る、雪姫は水平からちょっと上向きまで、オーガー上下は国産機が上、ただしここには無いガーデンプロは水平下の動作が可能です。

・機体としてのガタが雪姫は多く、エンジン始動時のビビリ音はJeが静か

今のところの評価
・国産機はさすが良く出来ていますが新品価格で考えると5倍以上の開き、ガーデンプロなら3倍、操作は国産機と言うかhst機の方が断然スピーディです。ただし早く出来る分、雪姫に慣れた私は少し驚くような急動作に見舞われる事が(慣れないせいもありますが)

・雪を削って飛ばすという動作は国産機が上、しかし雪姫でも手でやるに比べればよっぽど役に立ちます。

・走行速度はJe、旋回性は雪姫、移動に関する取扱いは雪姫が上(サイドクラッチの有無の差)

あとがき
・国産機vsガーデンプロだともうちょっと評価が変わりそうです。Jeは大変満足していますが、Jeにロンシンエンジン載せたり、やはりガーデンプロも使ってみたい。除雪が楽しみになる除雪機は国産であろうが中国製であろうが偉大です。でも使い方間違えると大変な事になります。

「人が近くに居たらオーガー停止」
「様子を見るときはエンジン停止」

これを守って楽しい除雪機ライフを~









2017/01/11

中国系除雪機 出物続々報

http://page22.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/l375553400

久々に見ました!雪姫系の再登場です。除雪幅28インチ(71cm)で196㏄と言う私の改造版雪姫をそのまま製品にしたような製品です。
1円スタートですし、過去の経験から行くとかなり安価で落札されるかもしれません。

もし本当に購入検討される方は除雪幅に間違えが無いかとパーツの販売があるかを確認することをお勧めします。そしてこの除雪機が出品されてた翌シーズン、不動ジャンクが多く出回った事もありました。(エンジンが生きていて走行しないという症状、ここをお読みの方は原因は一発でわかるはず)

あとは・・・もしかしたら更なる改良版の可能性もあります。
あと販売店さん、入荷した現物の写真載せませんか??


さて!もう一軒と言うか・・・販売店さんへのお願いです。

そろそろガーデンプロ系も1円スタートが始まりました。各地降雪はまだまだあるとは思いますが、販売店側としたら残り実質2か月です。その中でこのような文言を見つけました。

「1円スタートで出品させて頂いております商品に関しましては、弊社における想定金額に達しない場合に出品を取り消しすることがございますので、予めご承知おき願います。
ご納得頂けない場合には、オークション参加はご遠慮下さい。」

これってどうなんでしょう??最低落札価格設定でも無く、終了直前で取り下げするって事でしょうか??それなら最低落札価格を設定するか、最初から赤にならない利益出るラインからスタートするじゃダメなのかな??今時アリババ見れば仕入れ価格は容易に判りますしね。

あと、ちゃんと現物の写真載せましょう。メーカー提供の写真じゃダメです。仕様変更の可能性があると文言入れても絶対トラブルになります。

中国製除雪機を検索すると、今でも旧雪姫の悪評判が多く書かれているブログを見かけます。新型雪姫はフリクションディスクのゴムの持病はあるものの随分改善されています。ガーデンプロに関しては私は扱ったことはありませんが雪姫系より良いイメージです。

あとは販売店さんが継続的なパーツ供給、出来るだけ正確な情報、入荷した現物の写真等があれば信頼も上がり結果、販売価格も向上していくはずです。除雪機は適当にやって売り抜ければ!って訳にはいかない商品、ここを見てくれている販売店様、よろしくお願いします。


2016/11/05

管理人の新除雪機

ついにやってしまいました。中古国産除雪機の導入、何となく匂わせながら背徳感を感じつつイマイチ公開から逃げていた私ですが正直に公開致します。


ヤンマーJe-765H、7馬力除雪幅65cm、雪姫の58cm,本田ヤマハの60cmより少しだけ広い65cmです。ガーデンプロの66cmに近いですね。
走行はフリクションディスクでは無くHST、シューターは2段式で近接投雪可能、旋回が電動(ヤマハ系にあるような上下はワイヤーアクションで旋回は電動です)

購入はヤフーオークションの札幌の業者さん、未整備、エンジン始動はするがチョークを戻すとエンストしますとの事・・・雪姫はエンジンに関しては全くトラブルが無かったのですが、何となくキャブだろう!と予想、しかし国産機で同クラスのヤマハ、ホンダで外装がそれなりなら10万以上、完全動作品なら13万くらい行くし、どうせ落ちないだろうと最終7万で入札すると・・・・あれ?!落としちゃった・・・


外装は一部錆が出てるものの色褪せも無く程度は良いんじゃないかな?オーガーの曲がりとかもありませんし、この時点で症状通りチョーク戻すとエンストを確認、しかしながら自走は可能でしたので走行もブロワ回転も問題無い事を確認しました。しかしながら・・・
「走行クラッチが無くてアスファルト上での旋回が結構きつい」これは雪姫と言うか小型機からも走行クラッチがついている中国製の方が便利です。

さてチョークを戻すとエンストする件・・・どうしましょう・・・ここを見て解決です。(勝手リンク失礼します、すごく助かりました感謝!!)




キャブレターの分解清掃です。フロート式キャブレターと言う物で部品が付いている場所は物によって若干違いますが、全部説明通りで初めての私でも無事分解する事が出来ました。
合計3回、最初はジェットのみ分解清掃でチョークの問題は解決、その後高速域でのハンチングがあったので2回目、3回目と結局全部外せるものはすべて外して清掃しまして、結果、高速域でのハンチングが少し残るものの動作に問題無いレベルまで行きました。


後日、HSTオイル(写真左)オーガーミッション用の補充用オイル(写真中)エンジンオイル(写真右)とタッチアップ用の塗料を購入

ベルトは状況確認のみ、まだ行けるかな??

とりあえず完成写真は撮り忘れたのでここまで、どんな働きをしてくれるでしょう??そして・・・・

3年間頑張ってくれた雪姫、様々な修正、改良を加えて、ナカナカ良い働きをしてくれました。エンジンは相変わらず快調です。最終的な問題としては以下の通り

1.76cmオーガーに対してエンジン出力が若干非力な事
2.走行系が弱く、駆動用の安全ボルトがシーズン中3回くらい飛んでしまう事

前には書いたのですが56cmオーガーに戻せば、きっと軽快になるはず。走行負荷も落ちるからボルトも飛ばなくなるかな??雪が降る前に戻したいけど出来るかな???
最終的な評価の後、特に引き合いが無ければ解体して保守パーツ等を売却していく方針です。

国産の安心感は果たして得られるか?ガーデンプロは縁が無かったのかなぁ・・・(まだ諦めていない)それともヤンマーの働きが良すぎて、やはり国産!となるか??

あとは雪を待ちましょう。皆さまも寒さで体調崩さぬように~。