2022/01/14

ヤマハYS870とヤンマーJe-765Hの比較

 去年の春に手放したヤンマーJe-765H、この大雪できっと今頃大活躍していることでしょう。元々エンジン不調と記載されたものをオークションで7万程度と安価に仕入れ、キャブレターを数回掃除したら絶好調になってしまったという物。

ぶっちゃっけ不満なんて無かったのですが、どーしてもヤマハの防音型を使いたかったと言う理由で手放してしまいました。

除雪幅は65cmの7馬力、ヤンマーの現行機種はヤマハエンジンを使ってますがこれはヤンマーGA210という210ccのエンジンでした。

ホンダで言うHS760、ヤマハで言うYT660に近いクラスの除雪機でした。

そして前年、ボロボロだけどオーガーだけは減ってないと言う不動機、ヤマハYS870を9万で入手、こちらは除雪幅70cm、エンジンはヤマハMZ250、8馬力エンジンを搭載したもの。
現行機種はYSF1070とエンジンが10馬力にアップデートされたものとなっています。
オーガーケース交換、外装腐食部パテ盛り、塗装、油脂交換は業者さんに依頼し、自分はキャブレター部品交換、清掃整備とかなり手を入れやっと信頼できる部分まで使用可能となりました。

でこの度の大雪でかなり使い込んだので忘れないうちに比較をやっておこうと思った次第です。
エンジン:YS870のMZ250の始動性は抜群です。オートチョーク、オートアクセル?で燃料コックを開いてセルを回すだけです。
ヤンマーも十分始動するのですが、チョークをパカパカするとかかりやすかったり少し癖がありました。
パワー自体はやはり210ccと250ccですからヤマハが強いです。エンジンとしての粘り?は同じ感じかも?
あ!やはりヤマハ防音型は圧倒的に静かです。

投雪距離:やはりヤマハの方がよく飛びます。白い板付きのジェットシューターでは無いもの充分です。ここ最近のベタ雪でも詰まらずやってくれます。ただこの辺はエンジンパワーに依存する部分なのでヤンマーでも同クラスのJe-871辺りだと同様の結果じゃないかなと思う次第です。

走行:ヤマハはHSTの遊びが少なく中立でも微妙に動くのがいやらしいです。これはヤンマーの方がいい感じ。速度はどちらも同様、雪面での食いつきもまぁ変わらないかなぁ?

操作性:ちょっと小さいヤンマーがやはり取り扱いしやすいです。ヤマハはハンドルが下付きで慣れるまで低いなぁって思いつつでした。実はサイドクラッチ付きの中国製雪姫の方が取り扱いはこの2機種より上です。

総合:やっぱクラスアップした恩恵はこの重たい雪で如何なく発揮されています。それでも70cm幅の現行機がホンダ9馬力、ヤマハ10馬力という状況を見ると8馬力のYS870は結構しんどい部分があるのも確かです。それでも65cm幅とは言えヤンマーも充分だったかなぁ?運用変えればどちらも難なくこなせる性能です。
あ!それでも単品のパーツの入手性はモノタロウで買えちゃうヤマハはいい感じです。ヤンマーも営業所行けば変えますがこの辺はネットで行けるヤマハが↑です。
後、やはり防音型は静かです。うちのYS870実は底板に腐食で穴があるそうで運用に支障が無いため放置してますがここから漏れてるとは言えそれでも静かです。
穴塞いで、外板にスポンジ貼ったりしたら更に静音な予感です。

2022/01/12

大雪な北寄りな札幌

おつかれさまです。

2022/1/11~1/12にかけて降った雪はわが地域で40cm弱の積雪となり、数十年ぶりの大雪となりました。なお、気象庁的には札幌は26cmの積雪で全然普通ちょっと多かったですね的な扱いとなりました。

そんなものなので大雪注意報レベルに留まったのですが、石狩、札幌北部、東部、江別、北広島、恵庭、千歳は同様以上の積雪に、厚別辺りは50cm行った場所もあったそうです。

おかげさまで注意報レベルで通常営業となった企業などはまぁ普通にありまして、ただもう交通機関は大幅遅延、運休となり車が殺到、各所で大渋滞をおこした訳です。

開発局は批判覚悟で国道を昨晩から通行止めにしまくる、本当に行政としてあるべき姿を見せた反面、気象庁(札幌管区気象台)はなにやってんの??ってやつです。

ちょっと文句が多くなりましたが、今までにない前日からの大雪予報が国内からも海外系気象サイト(windy)でも散見し、これは早朝から確認せねばとなりまして

0時台ちょっと積もってきたな?が3時台あれこれやばくね?に変わり、当初の確認予定5時でこれやらなくちゃ!と除雪機動かすには少し早いのですが、今日ばかりは勘弁と着替えて準備を始めます。

車の周りを人力で除雪(とにかく重い)後、足早に除雪機を始動。整備のおかげでエンジン始動にもう不安はありません。

急ぎでオーガーを回すとゴン!!!!やってしまった!

焦りのおかげでワイヤー錠をかけたままでした・・・

「ピンおったかな?ベルト切れたかな?」等々一番使いたいときに使えないのか?と考えながらワイヤー錠を外して恐る恐るオーガーを回すと、やった!なんともない!!シャーボルトガードが見事効いて無事稼働です。

その後はかなり重たい雪を何とか何とか飛ばし2時間で、近所の消火栓、近所の車の出入り口等の雪を跳ね飛ばし除雪完了となりました。

これオーガー幅70cmのモデルは現行はホンダで9馬力、ヤマハ10馬力なんですよね…雪が軽い北海道なら我が8馬力なys870でも苦労しないのですが、今日の雪だと明らかにパワー不足を実感しました。

去年までのヤンマーの7馬力ならもっときつかったなぁと。今シーズンys870を使い始めてパワーを実感してたところではあったのですが、これでも足りないと…

北陸や東北の常に重たい雪と勝負している方々はほんと凄い頭が上がりません。

キャブレター燃料漏れ対策



おつかれさまです。以前から放置状態だったキャブレターからの燃料漏れ、コックを停止にしないと直ぐ吸気側にあふれてくるという厄介な問題を抱えてました。

ここからガソリンが溢れてきまして何度拭いたことか…キャブ掃除したり中古キャブレター買っても治らずで、これはもう腹を括るしかないと!





そんな訳で追加で購入しました。
・ニードルバルブをひっかけの金具
・フロート
・ガスケット
・燃料ホース(今度はホースですw)
フロートはネットの記事を見てキャブの部品交換の時はフロートもやったほうが良いとの話をうのみにしました。
左新品、右旧品
この時点でニードルバルブはそんな変わりないよなぁと思ったり(実はニードル結構お高いのです)
キャブレターはもう一度ジェット類をすべて外し洗浄、キャブ本体も穴という穴にパーツクリーナー、キャブクリーナーで吹き付け通水?することを確認して組み上げしました。
ちなみにキャブを外す時は燃料タンクを極力空にしてから排出ホース使って携行缶に戻して極力漏れないよう気を付けました。
もう慣れたもんでサクサク組みあがり、燃料少し入れてキーでエンジン停止でコックは運転で試す…大丈夫
半分入れて試す…大丈夫
コック停止でキャブの燃料空にして再始動も問題無し。





やっとのことで無事燃料漏れの問題は解決しました。その後話を聞くとフロートの浮力なかったのかもね?とアドバイスいただきました。