2025/12/05

2025 電動除雪機元年?!

2025年、除雪機シーズンスタートです。当ブログの今シーズン最初のネタはこちら

マキタの電動除雪機登場!国内型番は「MSN001G」(日本の公式の写真が見当たらなく海外マキタよりお借りです)
ここ数年でバッテリータイプの電動除雪機は確かに増えたんです、ハイガーさんとか2ステージ機もあったりでかなり活発です。ただ懸念があったのはバッテリーの供給問題。
ぶっちゃけセル組替屋なんかに頼めばやってくれるとは言え、5年でバッテリーがダメになりました、替えはもう売ってません…って事が容易に想像できるんですよ
ただそこはマキタさんです

ええ、終売なんてあるの?後発で互換バッテリーなんかも続々出る業界標準的なバッテリーが使える除雪機、これはかなり強いです。
とは言え除雪機自体の入手性はかなり限定的、ネットオークションあたりで買えるとかなんとも不思議なやつです。(なんとなく想像はつくのですが…)

ぶっちゃけシングルステージなバッテリー除雪機なんて、世の中には星の数ほどあったりで系譜は限られるのでしょうがきっと中国企業のどっかでやってる、このマキタ機もODMじゃないかなぁって予感です。
ただ面白いのはオーガーが金属っぽい、シングルステージ機って大抵硬質ゴム系なやつで、ゴムベラ回して若干接地させて進むオーガードライブなんて機能もあったりですが、これにその機能は無さそうです。
とまあオリジナルな仕様も盛り込みつつの製品になってます。





そして大々的に売らない理由…やっぱエンジン機に見劣りする、これかなぁって
当ブログでも電動除雪機の活用方法は結構書かせて貰ってるのですが、雪質、飛ばす方向、一度飛ばして置かれた雪の再除雪、この辺がやはり限定的なのです。新雪を正面に吹っ飛ばすなんて使い方なら結構行けるのですが…
なお現在だと本体だけで12万くらい、バッテリー充電器別売りです

後々出ると予想される40Vバッテリー複数積める2ステージ機が出てからが本番かなぁって

やっぱ、今のところはハイガーさんが先行してますが、専用60Vバッテリーが高すぎる(定価6万とか)
バッテリーがこの手の2ステージ機でマキタ40Vが使えるとなれば一気に普及しだす可能性有です。(ただし4つ装着とかしないと実質的じゃなさそう)

ちなみに電動2ステージ機の使用経験はありませんが6馬力程度の除雪機同等、ホンダHSS655よりちょっと良くて760程じゃないって想像です。




とりあえずそんな感じでスタートな2025年、去年は除雪機活躍シーン少なかったですが今年はどうなるか?












2025/02/06

静音型除雪機 本領発揮(YS870)マフラー交換

 

突然圧雪を派手に削られ、周辺住民総出で夜中に片づけた圧雪雪塊の破砕に挑むYS870








我が家のYS870全然静音じゃなかったって話…

さてさて2月突入、十勝帯広では一晩に120㎝積もるというありえないような事も起きて(元々雪の少ない地域で家庭用除雪機の所持率は札幌に比べ少ないという)フォロワーさんが出動させてたホンダHS970?のハンドルよりも高く積もっていてホントおつかれさまな状態

こんな時に颯爽と除雪機載せて除雪ボランティアなんて夢も抱きつつなここ数日でした

さてそんなわけで本題、まずはこれ元々使ってたマフラーなのですが、排気口近くにクラックがあってマフラーパテで補修したりしてたのですが…


てかこのカラカラなんですか?と異物が入った?それともマフラーとしての構造が壊れている?自分は後者を選んだわけで

で中古のマフラーをヤフオクで購入
中から異音せずしっかりしていますとのコメント…あれ自分のカラカラ言ってるし
この辺のコメント見てて壊れてる?と思った部分もありまして






とまぁこんな具合で使っていたわけで(ヤンマー機よりは静かで)実はちょっとは静かじゃない?位な感覚で使ってましたが

同じ距離で撮ってますが、まぁ静かになりまして
負荷かけて除雪中もオーガーが回るブーンって音の方が目立つこれ?ってなりました
どんどん修繕されてきてかなり信頼度が上がってきました


2025/02/01

雪が重い....

 

さぁ2025年、1月は今まで無いくらいの暖かさと小雪と思いきや月末近い29日の晩から始まりました、最近ではすっかり知名度を得た「帳尻合わせ」のスタートです

今年は珍しくホームセンターの除雪機も売れ残ってるなぁと思ってたのですがこれで今シーズンも売り切れになりそう(でもあの工進さんのはどーかな??)

で話は戻るのですがとにかく雪降っても暖かいのです、雪が本州の雪とおんなじです、て事で70㎝除雪幅で8馬力では結構厳しいお話です

写真は飛んでるように見えますが、すごく速度を遅くするか除雪幅を半分程度にするとか工夫が必要です

除雪幅70cmは現行品はヤマハ、ヤンマーは10馬力、ホンダは9馬力と馬力が上がっています

除雪幅と馬力の関係については60cmで6馬力(ヤマハYT660 171cc)これが現行品で一番非力に見える?ホンダはHS760なので7馬力(196cc)だったりほんの僅かな差なのですがどーなんだろ?

ホンダの196ccはGX200って汎用エンジンで、私はこれのコピー版?ライセンス生産品なのか?Loncin G200Fってのは最初の中国製除雪機で使ってまして、除雪幅55cmでしたのでホント軽快パワフルで良いエンジンって記憶です



その後除雪幅を70cmでアップデートした際はやっぱ非力感出ました。オーガー幅とエンジン馬力の関係はとても面白いです
最近はヤマハ静音型のYS860なんて8馬力60cm幅ってのがあってナカナカパワフルってイメージ(しかも10馬力エンジンのディチューン版だとか)

前に使ってたヤンマーの65cm幅は7馬力で210ccのエンジンだったような?こちらもイイバランスでした
え?ヤマハYS1070のMZ300エンジンを買ってきてYS870の載せればいい??それはそれで面白そうですがw

さて今日はこの辺で




2025/01/08

YAMAHA YS870 エンジンアクセル取付「完全版」

 今年もよろしくお願いします。

年末にかけて油脂交換含めかなりやりましたYS870、かなり整備された状態になりまして満足な状態です。

さて今回はYS870J以降に標準装備となったアクセルコントロールレバーをYS870に取り付けました。YS870ってアクセルの調整が無いんです。ガバナコントロールで負荷調整は勝手にされますが基本アクセル全開です。いいっちゃいいんですがちょっと除雪機動かさない時に少しアクセル絞っておきたいシーンってありますよね

 

こんな感じでYS870にアクセルが取り付けられました。私の場合は穴あけ加工等は不要でした。

みんな知りたいのはこれのはず
何を買い揃えれば実現可能なのか
今回はヤマハさんのパーツ検索WEBから必要そうなものを全て抽出し購入しました。
ぶっちゃけM6ボルト辺りは汎用品でも構わないのですが単価も安いですし


そして案外お安く仕上がる¥13000程度です
納品書=パーツリストでお願いします

ここはホント凄くてすべて揃いました。後継品パーツもおっかけてくれてとても便利

ちなみにリストですが11と13が不要で8に組み付いておりました




では組み立て
外であれこれやるのは寒いので予め組んでおきます。
アクセルコントロールレバーはこんな感じで、湾曲したワッシャーを相反するように重ねて締め上げた時に適度にトルクがかかる構造なはず(メンテナンスマニュアルにはどう載ってるかな?なんとなく感ですw)

エンジン側に取り付けるスロットルレバーコンプリート、上で不要と言ってたのはこのスプリングと長ネジです
こちらも必要なボルトを仮止めしときます(黄色のビニテ)

仮組の様子
なお、スロットルレバーコンプリート側につながっているワイヤーの取付方法がきっと間違っています。通して出たワイヤーに対して固定パーツをつけるはず
私パーツに無いM4ネジ使って留めてます

エンジンに取り付けた様子
なおアクセルを全開にするために既設のスプリングが接続されていますが、私は外しました(外さないと動かなくなるはず)

レバー側
既設の溶接されたナットが塗装も付着していてナカナカ渋いので要注意

レバー下のワイヤー
黒のブラケットが予めついていたのでここを利用します

エンジン側のワイヤー取り付け部

本体にプラキャップ付の穴が用意されていたのでそこを通しまして上手い事接続出来ました



こんな感じで動作可能となりました。スプリングのリンク位置や張り方あるんだと思います。一応考えながらはやりましたがこんなところで
エンジン始動時はフルスロットル(奥側)にして始動です。