2014/08/14

除雪機 夏の整備

久々に時間が出来たので一気に整備を行います。寒くなってからじゃ嫌だしね。
整備も大事なのですが主目的が「オーガー回転部のウォームギアの確認」です。結構減って使い物にならない状態の写真を見かけていたので心配しております。




普段あまり気にかけて居なかった所、旋回用クラッチの遊び調整と注油実施


 走行系部品の注油、増し締め、クローラに負荷が掛かる際切れてくれるヒューズボルトの交換(通常M6×40mmのめっきボルトを使って居ましたが良く切れるのでSUSに交換)フリクションディスクのゴムはまだ使えると判断しました。



 いよいよオーガー部のバラシ、6本のナットとオーガークラッチワイヤーを外せば簡単に外れました。(プーリーを留めている六角ボルトは逆ネジでした)こんな簡単なら71cm幅のオーガーユニットに換装したいですw




 このプーリーを外せばオーガー部とハウジングの縁が切れます。プーリーは抜き工具が無いと無理でした。(要プーリー抜き)


 見事縁切れ、あとはオーガーを固定しているシャーボルトを抜けばギアボックス単体になり開放可能です。



ごらんの様にオーガーを外してギアボックスのM5キャップボルトを外します。さてどうなる?

お見事!これが見たかった。緑色の薄い紙っぽいガスケットは予備がないので大事に。
清掃した写真は撮り忘れましたが、綺麗なものでした。磨耗は無し。


グリースはホームセンターで売っていた蛇腹のモリブデングリース、モリブデンを使っていいのかどうなのか?ネット上では色々な意見がありましたがやっちゃいました。

さてこんな感じでウォームギアボックスの開放点検終了。途中プーリー抜きを会社に借りに行ったりで時間が掛かりましたが1日で終了です。次回はシューター部分の改造に取り掛かります。

追記
ところで1シーズン結構使った我がnew 雪姫ですが全く磨耗が無かったのが不思議です。
ネットで調べる限り磨り減ってしまったと言う記述は黄色で比較的馬力のあるものでした。雪姫系に関しては記述無いんですよね。
単に低馬力でオーガー幅が無いため負荷が少ないだけなのか?三一通商モデルの様に偶々部品が良いものなのか?
今年71cmに換装予定のうちのはどうなる?


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